自然とつながる

冬に食べたい根菜たっぷり粕汁

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この柏汁も、特にヴィーガン料理というカテゴリーに置かなくても、菜食和食として作りやすい一品。基本の和食は菜食と相性が抜群です。

菜食を改めて考えなくてもサクッと作れてしまうのが嬉しい。そして簡単に作れる汁物。

深みのある味わいを楽しめる酒粕が肝の柏汁です。酒粕には冷えた体を温める作用もあります。生姜も加えて味を締め、ぽかぽかのあったか粕汁は特に冬の心と身体に染み入ります♪

酒粕も良質なものを選んで美味しく作りたいところです。

大吟醸の酒粕 800g

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ポイントは椎茸のお出汁、よりうま味を楽しむために美味しい椎茸の出汁を摂りたいところ。

干し椎茸は、前日のうちに冷たい水にいれて半日~丸一日以上戻して使うと椎茸のうまみを最大限生かすことができます。戻すときのポイントは冷たい水で、長時間。

たっぷりの根菜とネギのだしも含んでコックリ美味しい食べ応え満点の贅沢な粕汁が楽しめました。

材料

(3~4人分を目安に)

 

酒粕     50g~100 g

大根     150g

人参     1/2本

ごぼう    1/2本

里芋 小ぶりなら4~6個、大きめなら1~2個

板こんにゃく 1枚

油揚げ    1枚

長ネギ    1/2本

生姜     ひとかけ(2~3cmくらい)~

昆布だし汁  500ml

干し椎茸   3~4本  (戻し汁300mlは出汁として使う)

 

味噌     大さじ3~5 (白味噌と赤味噌を合わせて入れると、味に深みとコクが出ますよ

 

薬味として

七味 適量

刻み青ネギ 適量

 

※食べ応えを出すためにたっぷりの具材を用意したいですね♪

作り方

干し椎茸は前日から適量の水に浸水させて戻しておく、ポイントは冷たい水で長時間(半日~24時間)。昆布だしも、昆布水を前日から作っておくと作業がシンプル。(出汁をとる場合は、鍋に500mlの水を入れて、だし昆布を10g~15g入れ、30分くらい置いてから火にかける。沸々と底面から気泡が上がってきたら昆布を取り出す。干し椎茸はお湯で短時間で戻すと美味しくないので手間を惜しまずに。)

具材の下準備。

戻した椎茸は石づきを切って4~6等分に切り、ごぼうは小口切りにして水にさらしておく。大根、人参、里芋はいちょう切りに。

長ネギは斜め切りにし、青い部分は薬味用に小口切りかみじん切りに。油揚げは短冊切り、こんにゃくは、小さめに手でちぎるかスプーンでそぎ落とすように切り、大さじ1の塩でもんでから下茹でしておく。

鍋に昆布だし汁500ml、椎茸だし汁300mlを入れ、火にかける。沸騰してきたら、大根、にんじん、ごぼう、里芋、こんにゃくを加えて中火でしばらく煮る。アクが出てきたら、とっておく。

 

大根が軟らかくなったら、すりおろした生姜、ネギ、油揚げ、椎茸を加え、すくい網などで酒粕を溶かしいれて、さらにひと煮たち。この時アルコールを大方飛ばす。

弱火にして、味噌をすくい網などで溶かしいれる。味見をしながら好みで量は調節する。(味噌は白みそと赤みそを合わせるとよりコックリとしたコクがでる。白みそを多めに入れると美味しい。)

器に盛り、刻みネギや七味などの薬味を入れて完成。