西洋占星術では一年を12に分けた太陽の星座をもとにしていますが、月の星座は月の動きを基準にひと月を12に分けたものです。 牡羊座から始まり、魚座で一周します。
1星座の期間は2~3日ほど。星座が切り替わる日は月星座の影響は濃淡となって徐々に作用しあいながら変化していきます。
月の星座というのは(月の相も含め)天体の位置や動きを表す天体時計の指針のようなものです。月星座自体が影響を与えているというよりは、その時の宇宙全体のリズムが影響を与えているということです。 それぞれの月星座に位置するとき、地球上の様々な事象に影響を与えているといわれています。
火や風や土などの属性の時、天候や気温などに影響を与えたり、または植物で言えば、花、葉、根、果実、肉体に対しては頭、肺、血液・・・そして栄養素であるタンパク質や脂肪、塩分、炭水化物に至るまで、月星座ごとに司る影響力が変化していきます。
月星座に支配されている時の体の部分の手術(メスを使うような大きな手術のこと)は難易度があがったりすると言われていて、古代の医者であるヒポクラテスも月の影響力について言及していたと言います。逆に手当と呼べるようないたわる行為は倍の効果をもたらすのだそう。
また、自然界の神秘の一つとして胎児の成長にも当てはまり、月星座が支配する部位順に成長してくいと言われています。例えば、牡羊座にある時には頭が、牡牛座にある時に首が、双子座にある時には手が成長していくというように…。
他にもさまざまな影響力を持つ、月星座について確認できるようにまとめています。