やることが多かったり、仕事が忙しかったり、何かに悩んでいたり、焦っていたり、頭の中が混乱して整理できていなかったり…怒涛のように過ぎていく日常の中でふと”自分である”という瞬間に立ち戻るひと時はとても大切。
自分であるっていうのは、外側に目を向けるのではなくて内側に目を向けるということ。心の目とでもいうのでしょうか、その目で自分を見つめて包み込んで自分をいたわる時間です。
大丈夫。
そのひと時くらい全て捨てたって、現実は何も起こらないのだから。何も変わらないのだから、その時間くらい現実を捨ててしまいましょう。
安心して自分だけを見つめます。
自分の心を浄化する時間にとても最適なのは、明け方と夕方のオレジン色の太陽の光に包まれるひととき。とても静かで同調しやすいひとときです。太陽の大きな懐もとても近く感じられるはず。
そんな風にいつも感じています。
とても穏やかな気分で一日が始まり、一日を終えることができる。
何かに追われていたとしても、その瞬間だけはボ~として、全部を解き放つように力を抜く。
可能ならば緑の多い場所に散歩に出かけたり、それができなくても、窓を開けてオレンジ色に染まる空を眺めながら深呼吸する。
目を閉じて、深い呼吸にそって自分の中にエネルギーが入ってくるのをイメージするとさらにベスト。
そんな風に現実をシャットダウンする一瞬を持つと、心が整って前向きになれたりします。煌々と降り注ぐ太陽の光よりも、この淡いオレンジ色の太陽がどうも要のようです。最近、空を眺めていますか?
わかっていても、意外と「自分を見つめること」、「自分と向き合うこと」をおざなりにして、自分がボロボロになっていることに気づかないままとことん追いつめてしまうってことが、残念ながら起きてしまう世の中ですから、意識的にそういう瞬間に浸ることは大切だよってお話です。
ものすごく重要なことはやっぱり波動を整えるということなんですよね。エネルギーの流れを解きほぐして循環させるということ。
黄昏モードってやつですね。黄昏はメディテーション(瞑想)の一種です。
私はどこに行くのでも歩くタイプなので、空気というか、自然というか、風というかそういう見えない何かに目を覚まさせられるというか、強制的にそっちじゃないよって教えてもらうような感覚になることがよくあるんです。インスピレーションもたくさん降りてきます。慰めてもくれますしね♪
日常で能動的に自然を感じるってほんとにどんな栄養ドリンクよりもどんなヒーリングよりも勝るんですよ。
もちろん、素敵なヒーリングもたくさんあるんだけど。お手軽感満載なのに最高のヒーリング効果を感じられるのは自然だよねってことですね。
仕事帰りもいいですよね。解放感もあるし、ちょうど今は陽が沈むタイミングで家路につける季節だし、隙があればそんな風にオレジン色の太陽を眺めながら”自分になる”おまじない。
たぶん、私もずっと同じ場所にいられるわけじゃない。乱れることも悲しくなることも余裕がなくなることもあるでしょう。それでも何とか自分を保っていられるのは、そういう時間があるからなんだと思っています。
目を開けたままの瞑想みたいなものですね。呼吸を楽しんで、季節と風の匂いを堪能して、そのひと時に同調する。その空間に溶け込む。一部になる。そんなイメージです。
波長を高めながら内観するひとときのその瞬間にインスピレーションが湧いてきて、それが勇気になったりとか、希望になったりとか、ポジティブな意識がもりもりと湧いてくるから面白い。
ベランダで植物も育てているから、ついでに植物に触れたり、眺めたり、それが至福の時間です。
ずーっと、下を向いて忙しい現実、悩ましい現実だけを追っていると、力をチャージする時間がないまま今日を、明日を迎えてしまう。
こんな簡単なことでエネルギーチャージできるんだから、一瞬でも”自分になる”瞬間をもつことは、マストなアクションだなって思う。
それを、明け方、夕方、もしくは可能ならそのどちらの時間にも。最近は梅雨で太陽が顔を出しにくいんですが、梅雨が明けたらそれこそ思う存分オレンジ色に染まる空を眺められる。
太陽を見つめながら大きく深呼吸してエネルギー注入。欲張りなほどに頬張っても、いくらでもくれるから。