自然とつながる

付かず離れずの関係が生きやすさを保つ秘訣

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人は一人では生きていけません。でも、親友や友人といっても、踏み込まれたくないという部分があると思います。

それでも、時には親友を助けたい一心で、踏み込むことも必要なこともあるかもしれませんが、ここでは一端その部分は置いておいて、

一般的な人付き合いにおいて距離感を保ち、ストレスをためないということを入り口にお話しをしたいと思います。

人付き合いの休息が、お互いの思いやりを保つことにもつながる

つかず離れずの人間関係というと、ちょっぴり切なく感じるかもしれませんが、私たちは、日頃から社会で、たくさんの人と関わって生きています。

それだけたくさんの人と関わり、それぞれ違った個性が交錯すればストレスも少なからず発生してしまうのは仕方がありません。

特に会社での友人というのはとても難しい側面があります。ひとは、同じ立場でいられなくなると友情が保てないと言われています。傷つけ合ってしまうこともあるかもしれません。

ちょっぴり悲しいですね。でも、現実です。人は未熟で成長過程なのですから。

それでも、親しい会社の友人とは支えあったり励ましあったり、大切な存在ですね。

ここで、お話したいのは、だらだらと馴れ合いの関係になって、遠慮がなくなってしまうことを気をつけようというお話です。

相手の気持ちを気遣うことなく、自分本位に相手に接してしまうと、お互いに良い関係は築けません。

人は、毎日顔を合わせているとどうしても、馴れ合いが生まれ、相手の気持ちを考えることが希薄になってしまうことがあります。

特に会社での友人関係は’メリハリ’をつけることが大切です。プライベートでは、一人の時間を持つことも重要視してください。

一人の時間といっても、会社を離れれば、また違った関係の人もいる事でしょう。そういったプライベートの友人と会社の友人はわけるということも大切です。

会社での人間関係をリセットする時間を持つ事で、仕事の中で、思いやりを持つことを忘れずに接することができるようになるでしょう。これはプライベートな人間関係でも一緒です。

少し打算的に感じてしまうかもしれませんが、実はこれが人間関係でストレスをためない方法としてはとても大切なのです。

適度に距離をとり、つかず離れずの関係が大多数でなければ、本当に深い関係を築くべき相手を見失ってしまうし、思いやりも尊重も忘れてしまいます。つかず離れず、大いに結構なのです。

自分自身のためにも相手のためにも

また、思いやりというのは偽善では相手を傷つけます。

すべての人間関係をあなたの人生に落とし込んでいくことはとても苦痛を伴います。悩みや抱えている境遇など、さまざまありますが、すべての人間を助けることはあなた一人ではできないのです。

時に優しさの乱用は相手を傷つけ、自分自身を傷つけることにもなりかねません。

人はたった一人の人さえも守る事が難しいように試練をもって生まれてきます。

みんなのヒーローになろうとしてはいけません。あなたにとって大切で、深い人間関係を築ける人というのは絶対的に数が決まっています。

他人に興味を持つということはとても大切なことですが、いろんな問題に首を突っ込み、相手の心にむやみに入っていこうとしてはいけません。

ちょっとオーバーですが、「あなたは責任が取れますか?」ということです。そのくらい相手を思い、相手が助けをあなたに求めるのならば、あなたとその相手の関係は言わば、人生において苦楽を共にするパートナー(男女関係なく)としての関係が築けているといえるので、必然的にあなたはその問題を受け止めることになるでしょう。

しかし、会社やプライベートの人間関係においても、自分からやみくもに相手の心に入っていく事はとても危険である事を知っていてください。
少し薄情に感じてしまうかもしれませんが、それが相手を思いやり尊重することにもつながります。社会的な人間関係ならなおさらなのです。